パンダ館 「日中共同飼育繁殖研究」のため、ジャイアントパンダを10年間(2000年から2010年まで)飼育します。
ジャイアントパンダを通して希少動物の保護と種の保存や自然環境の保全にもご理解ください。

パンダは繁殖期以外は、単独で行動しているため、室外、室内運動場および寝室はすべてオス、メス別々です。
室外運動場には、岩場やプール、パンダが遊ぶタイヤのブランコや木製のデッキ、すぐに食べられてしまうと予想される竹林があり、パンダの育った環境に近づけています。


「興興(コウコウ)」 オス


「旦旦(タンタン)」 メス



パンダ館 鉄筋一階建て約1250平方メートル、庭付き・プール付きの豪邸です。
室内運動場1 室内運動場2
室内運動場は、通路に段差をつけ三列でみることができ、その最前列は車椅子やベビーカーでの見学ができるように工夫されています。
室内にもプールや木製の寝台が設置され、健康管理に必要な体重測定の為の体重計も置かれています。
運良く体重計にパンダが乗れば、デジタル表示で今の体重を見ることができます。
子供が生まれる事を想定し、寝室は四部屋。
メスの寝室の横には出産用の「産室」があります。パンダ館すべてにビデオカメラ8台を設置し、24時間健康状態や行動を観察しています。