平成4年頃の諏訪子(右)と太郎(左)



 今年は冷夏のまま秋になると思っていましたが、9月に入ってから夏の暑さを取り戻そうとするか のように残暑が厳しく、動物も飼育係も熱中症にならないか心配です。
 冷夏は動物の餌である野菜や果物の値段が上がり、予算担当者は冷や汗ものです。
今回の特集は動物園の動物にとって唯−の楽しみかもしれない食事について、飼育係の工夫を取り 上げてみました。いわば食事による工ンリッチメントで、紙面で紹介できなかった動物たちにも豊 かな生活となるよう、飼育係は種々の餌を色々工夫をして与えています。
 6月に旭川からお茶目な雌カバのナミコを迎え、茶目子が亡くなって一時ションボリしていた出目 男も元気を取り戻しホットしています。また、パンダの二世誕生を期待していたのですが残念です。 まだ個体も若いので来年以降に期待をかけます。次は来春のインドゾウ二世の誕生を心待ちにして いるところです。