思い出のアルバム 


* 日本一の長寿動物たちにプレゼント
王子動物園には長年にわたり、市民の方に親しまれている動物たちがたくさんいます。
毎年「敬老の日」にちなみ長寿の動物に、好物をプレゼントしています。
昨年はインドゾウの「諏訪子」とチンパンジーの「ジョニー」の2頭でしたが、今年はレッサーパンダの「洋洋(ヤンヤン)」も加わり、それぞれに好きな食べ物をプレゼントし、入園された方々と一緒に、お祝い会が開催されました。


1985年5月31日生まれのメスで、1986年3月10日に京都市動物園から来ました。
レッサーパンダでは日本一長寿の「洋洋」です。
来園者の中から20歳の「洋洋」に近い17歳から23歳の若者が選ばれ、直接手渡しで大好物のぶどうをプレゼントしました。


国内の動物園では最高齢のジョニー。
直径30センチはあるパンケーキに、「55 おめでとう」の生クリーム文字と、ロウソクに見立てた15本のアスパラガス、小松菜とミニトマトの色取りを添えた大きなバースディケーキをプレゼント。
1頭だけ先に出てきた主役の「ジョニー」は、警戒してケーキになかなか近づこうとしません。何度か周りをウロウロし、生クリームを少しなめては遠ざかり、慎重に行動していましたが、パンケーキをガブリと加えて場所を移動、半分に裂いてムシャムシャ!
口の周りに生クリームを付けながら、一人で至福のひと時を満喫。その後は他の仲間と一緒に、仲良く?みんなでお祝いしました。


王子動物園の生き字引、そして国内の動物園で最長寿の「諏訪子」。
穏やかでやさしい眼差しの諏訪子に、諏訪子の年齢に近い来園者の方々から、バナナやリンゴなど好物の果物が直接プレゼントされました。

ヤンヤン、ジョニー、諏訪子、来年も多くに人々に囲まれ、この長寿のお祝い会が開催できることを祈っています。



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