思い出のアルバム 

12月17日(日)午後1時30分から、1年を締めくくる「干支の引継式」が開催されました。

石川園長あいさつ
王子動物園にいるイヌ科の動物はオオカミなので、みなさんの前に連れて来る事ができず、またイノシシも飼育していませんので、どちらも着ぐるみでの引継式となります。
ここで、来年の干支「イノシシ」について説明します。
イノシシは「リュウキュウイノシシ」と「ニホンイノシシ」の2種類がいます。北海道や東北など寒い地方にはいませんが、仙台あたりまで北上しているそうです。
大きさは、頭からしっぽまでが約110cm〜150cm、地面から肩の高さは約50cm〜100cm、体重は約50s〜150s。『猪突猛進』の言葉があるように、まっすぐ突進するイメージですが、実は後ろ足本1本でターンすることができます。また助走なしで120cmのジャンプもでき、鼻の力だけで70sの重さの物を持ち上げることができます。
もし街中でイノシシに出会ってしまったら、刺激せずにそっとそこから離れ、また犬の散歩中の場合は、犬の吠え声で興奮するので静かに離れることです。
それでは干支の引継式を始めます。

イヌ年の長谷川飼育員からイノシシ年の兼光飼育員に引継書が渡されました。

■ イヌ代表
今年はイヌ年、私の年でした。いろいろな出来事がワンサカありましたが、皆様方にはワンダフルな話がたくさんありましたか。
来年のイノシシさんには自慢のパワーで夢に邁進し、すばらしい年にしていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

■ イノシシ代表
ただいまイヌさんから、ワンダフルな引継ぎの言葉をいただきました。
おまかせください。
来年はイノシシ年、元気にきばって、すばらしい年にしたいと思います。 皆様方も、どうぞよいお年をお迎えください。

たくさんの家族連れに見守られながら、イヌ代表からイノシシ代表に引継書が授与され、「来年のイノシシ年は良い年になりますように。」というみんなの思いを込めた干支の引継式が無事終了しました。



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