思い出のアルバム 


「敬老の日」にちなみ、今年も国内最高齢の長寿の動物に、それぞれの好物をプレゼントするお祝いの会が開催されました。

チンパンジーの「ジョニー」(推定57歳)
私の名前は「ジョニー」です。
私は、1955年12月14日に推定年齢5才で王子動物園に仲間入りしてから、5頭のお嫁さんとの間に、1963年長女のチェリーを筆頭に合計18頭の子どもを授かりました。
現在は長女のチェリーと、末娘で1998年12月13日生まれの育ちゃん達と一緒に暮らしています。
ますます元気に、長寿記録を更新し、チンパンジー界の世界一を目指します。
応援してください!

10月といえども30度を超える気温、青々とした夏草が茂る運動場に、生クリームで「57 おめでとう」と書かれ、プチトマトとバナナ、サニーレタスで彩り鮮やかに飾り付けられた、大きな大きな手作りパンケーキが準備されています。


13時、主役の登場。
一目散にケーキに向かうかと思いきや、遠巻きにウロウロ・・・
少しづつ近づいては遠ざかり、そのたびにギャラリーはため息。
その行動を幾度か繰り返し、やっとケーキをガブリ、汗だくで見つめていた子どもたちから拍手が贈られました。
主役がゆっくりとケーキを味わったあと、他の仲間達4頭も一緒ににぎやかにケーキを食べて、ジョニーの長寿をお祝いしました。

インドゾウの「諏訪子」(推定64歳)
インドゾウの「諏訪子」も国内最高齢。
諏訪子の年齢に近い灘区の阿山さんが、来園者を代表して、スイカやバナナ、リンゴなどの大好物が詰め合わせされたフルーツバスケットを、諏訪子の代理人である飼育担当者に渡されました。
「敬老の日」にちなみ、お祝いに参加されたご年配の方とお孫さんのペア数組が、諏訪子の長い鼻先にバナナやリンゴを直接手渡しでプレゼント。
食欲旺盛な諏訪子に、「ずっと元気でいてね!!」と、みんなの思いは同じです。



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