思い出のアルバム 


 当園のルリコンゴウインコが39年ぶりに繁殖しました。現在、1羽が順調に育っています。
 今は巣箱の中で姿は見えませんが、7月下旬には巣箱から顔を出すようになり、巣立ちをする8月上旬には皆さんにご覧いただけるようになります。
 なお、前回の繁殖は1968年(昭和43年)で、国内初の出産例として社団法人日本動物園水族館協会より昭和43年度の「繁殖表彰」を受賞しています。

◆ルリコンゴウインコ◆
分      類 オウム目インコ科
生  息  地 南アメリカの中・北・東部

◆当園の飼育状況◆
飼  育  数 3羽(出産個体とその両親)
親 鳥 の 情 報 雌雄共に2005年(平成17年)12月16日来園。原産地(ガイアナ)生まれで、来園時は推定3〜4歳で、現在5〜6歳の若い両親です。

◆産卵・ふ化までの経過◆
 今年の1月下旬に1回目の産卵があり、3個抱卵していたが、ふ化しませんでした。
 今回は6月8日に巣箱内に1羽がふ化しているのを確認しました。この時点でヒナは乳児の握りこぶし大まで成長しておりました。ふ化直後のヒナは人間の大人の親指より少し小さいくらいで、赤裸でわずかに綿羽が生え閉眼状態ですので、ふ化後1週間から10日経過していると推測されました。従いまして2回目の産卵が5月上旬にあったと推測されます。



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