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神戸市建設局 佐俣千載 局長 |
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今日は王子動物園のゾウサポーターの方にもご参加頂き、10月21日に誕生した子ゾウの命名式を開催いたします。子ゾウは青谷愛児園の園児の様に、やんちゃでかわいいゾウにスクスクと育っています。
この王子動物園には年間130万人の方が来園されますが、日本の動物園で100万人以上の来園者がある動物園は5つ。北海道の旭山動物園、東京の上野動物園、名古屋の東山動物園、大阪の天王寺動物園、そしてこの王子動物園です。日本の5本の指に入る動物園が神戸にあることを誇りに思っています。動物園がみなさんの「癒しの場」「いこいの場」そして「発見の場」である様、また動物にとっても伸び伸びと暮らせる場となる様、飼育員は日々努力しています。みなさんのご支援を今後も頂きながら、これからこの子ゾウが立派に育っていくことを祈願し、本日のデビューのあいさつとさせて頂きます。 |
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建設水道委員会 副委員長 むらの誠一様 |
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子ゾウの母親の「ズゼ」はリガ市民に愛されたゾウです。「ズゼ」は阪神淡路大震災で傷ついた神戸市民、特に子ども達を励ますためにこの王子動物園にやってきました。そのときリガ市民からの励ましの手紙もたくさん頂きました。その「ズゼ」が子ゾウを出産、神戸市民にとってもうれしいことですが、リガ市民にとってもうれしいことだと思います。子ゾウだけでなく色々な動物たちがいるこの王子動物園が、心のあたたかくなるいこいの場となり、ますます発展することを祈っています。 |
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王子動物園の石川園長より、子ゾウのプロフィール紹介 |
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父親「マック」15歳 (平成4年6月13日、スイスキンダーガーデン動物園生まれ 平成7年3月24日来園)と母親「ズゼ」17歳(平成2年4月5日ラトビア共和国リガ市動物園生まれ 平成8年9月3日来園)の間に、10月21日誕生しました。
生まれたときの体重は154sで、赤ちゃんといってもおすもうさんくらいの重さです。誕生から55日たった今日の体重は214s、約50s増えたことになります。
今回も母親が育児をしてくれないので人工保育となり、2〜3時間おきに1日11リットルのミルクを飲みます。そのため飼育員は夜中も泊り込んで世話をしています。
子ゾウの得意技は「飼育員の足を踏む」事。「足を踏む」といっても、約50sの体重がかかるので、飼育員も大変です。今は寒い季節なので運動場に出ることはできませんが、暖房の効いた寝室で過ごしていますので、また会いに来てかわいがってください。 |
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命名「オウジ」 |
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全国から寄せられた3210通の中から、115通と一番応募の多かった名前「オウジ」に決定。
命名者の代表10名と関係者がくす玉を割りお祝いしました。
命名「オウジ」の由来
・王子動物園でうまれた子ゾウ
・王子動物園の王子様になってほしい
・インドゾウの赤ちゃんとして日本で初めて誕生したオスゾウ
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