思い出のアルバム 



今年も残り半月となった12月14日(日)、ふれあい広場で18回目となる
『干支の引継式』が開催されました。

奥乃副園長
「動物園では今年のネズミ年にあたる動物は、南アメリカ原産のテンジクネズミがいます。来年はウシ年ですが、残念ながら飼育していませんので、今回はかわいいぬいぐるみのウシを連れてきました。動物園にウシの仲間は1種類だけいます。ヒントはウシのような大きな鼻をしていますので、みなさん、ぜひ探してみてください。
今年北京オリンピックでは、男子400mリレーで銅メダルをとりました。各選手のバトンタッチがうまくいった事も勝算の要因と言われています。ネズミ年からウシ年へのバトンタッチで来年のウシ年がみなさんにとってよい年でありますよう願っています。」

ネズミ代表 ・・・ ふれあいひろばスタッフ 奥井 一恵さん
みなさん干支の由来をご存知ですか。それは、むかしむかし神さまが「元日の朝、一番早く来たものから12番までは順番に一年の間、動物の大将にしてやるぞ」と動物たちに言われました。
それで私が一番早く神さまのところへ行き十二支の一番最初の動物になったのです。意地悪なネコには集まる日を新年の二日だと、わざとうそを教えてやったので十二支の仲間に入れなかったのです。おこったネコはそれからずっと、ネズミを見ると追い かけるようになったのです。
来年は二番目になったウシさんの年ですウシさんよろしくお願いします。
ウシ代表 ・・・ 来年年男の中根伸明さん(放養式動物舎、テナガザル担当)
ただいまネズミさんから、干支の由来について、話してもらいました。自分が一番だと自慢していますが、実は、神さまのところに一番先に到着したのはウシだったのです、わたしは足がおそいので朝早く家を出て一番早く宮殿に着きました。しかし門が開いたとたん、わたしの背中にちゃっかりと乗っていたネズミさんが背中から飛び出て、一番になったのです。
それでネズミが最初の年の大将になり、ウシが二番目に、その後トラ、ウサギ、タツ、ヘビ、ウマ、ヒツジ、サル、ニワトリ、イヌ、イノシシの順になったのです。 今年も色々と暗いニュースもありましたが、来年は、明るくすばらしい年にしたいと思います。皆様方も、どうぞよいお年をお迎えください。
引継書
子年から丑年へ
力持ちで、まじめ、働き者のウシさん、難しい仕事も誇りを持ってこつこつと最期までやり遂げてください。




← ↑ ←
前のページへ アルバムの
目次のページへ
次のページへ