思い出のアルバム 



 最高気温26度、夏のような日差しが降り注ぐ5月10日(日曜日)、ふれあい広場で「ヒツジの毛刈り」が開催されました。
 今年も主役は、コリデール種の「メエ」(6歳)と「テン」(8歳)。
 1頭につき3〜4人がかりで、アゴの下、胸、両脇腹、背中の順に、歯の大きさが約7cmもある大きなバリカンで、密集した毛を刈っていきます。
ヒツジの毛の根元には「ラノリン」という油が多いため、バリカンの歯についた油を何度もお湯で洗いながらの作業で、毛を刈る飼育員も、動かないようにヒツジを抑えている飼育員も汗だくです。

時々ヒツジについてのクイズもあり、相談する親子の姿があちこちで見受けられました。
「ヒツジ」にとって毛刈りは苦痛なので、少しでも早く刈ること。
皮膚を引っ張りながら、できるだけ傷をつけないように、気を配ります。
中でも4つある乳首の周りと足の付け根、そして尻尾周辺が難しいです。

約45分で「メエ」6,2kg、「テン」5,3kgものモコモコの毛皮を脱ぎ捨て、スリムに変身。
これで夏を迎える準備は万全です。




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