思い出のアルバム 


 新緑がまぶしい風薫る5月9日(日曜日)、ふれあい広場で「ヒツジの毛刈り」が開催されました。
 今年も主役は、コリデール種の「メエ」(7歳)と「テン」(9歳)。
1年間でモコモコに伸びた毛を、歯の大きさが約7cmもある大きなバリカンで刈っていきます。ヒツジの皮膚は非常にたるんでいるので、バリカンで傷つけない為にも片手で皮膚を引っ張りながら慎重に、しかも密集した毛には「ラノリン」という油がついているので、バリカンに付着した油を何度もお湯で洗い流しながら進めていきます。
そのバリカンは重く、中腰での作業は、飼育員にとって技術と忍耐のいる作業です。
そして何より一番忍耐を必要とするのは、無事に毛刈りが終わるまでの約40分間、体を拘束される2頭のヒツジたちです。


 今年も大勢のギャラリーに見守られ「メエ」は5.9kg、「テン」は4.4kgの毛が無事に刈り取られ、すっかりスリムに変身したヒツジ達に子ども達の歓声が沸きあがりました。


← ↑ ←
前のページへ アルバムの
目次のページへ
次のページへ