王子動物園/思い出のアルバム/237

	思い出のアルバム

数年間、繁殖から遠ざかっていたフサオマキザル達に、待望の赤ちゃんが3月に誕生し、現在オスの「アロ」が人工哺育でスクスクと育っています。生後残念なことに園内の工事が多く行われていた影響もあり、母親から赤ちゃんが上位のメスに取られるというハプニングにみまわれました。赤ちゃんは丸2日間違うメスに抱かれていた為か、母親に戻しても母親が抱くことを拒絶し、ミルクを与えようとしませんでした。そこで赤ちゃんの命が第一と、飼育係りが母親の代わりにミルクを与えて育てる「人工哺育」に切り替えることになりました。当初平均体重はだいぶん少なかった赤ちゃんも現在は徐々に大きく育ち、「アロ」と命名され、飼育係りの肩の上でやんちゃぶりを発揮しています。生後9ケ月たった今ではミルクは卒業し、大人と同じくだものを食べますが、人間の赤ちゃんが食べる「チチボーロ」が好きで、指しゃぶりもします。現在は小ザル舎の裏側通路で公開しています。

数年間、繁殖から遠ざかっていたフサオマキザル達に、待望の赤ちゃんが3月に誕生し、現在オスの「アロ」が人工哺育でスクスクと育っています。
生後残念なことに園内の工事が多く行われていた影響もあり、母親から赤ちゃんが上位のメスに取られるというハプニングにみまわれました。赤ちゃんは丸2日間違うメスに抱かれていた為か、母親に戻しても母親が抱くことを拒絶し、ミルクを与えようとしませんでした。そこで赤ちゃんの命が第一と、飼育係りが母親の代わりにミルクを与えて育てる「人工哺育」に切り替えることになりました。当初平均体重はだいぶん少なかった赤ちゃんも現在は徐々に大きく育ち、「アロ」と命名され、飼育係りの肩の上でやんちゃぶりを発揮しています。生後9ケ月たった今ではミルクは卒業し、大人と同じくだものを食べますが、人間の赤ちゃんが食べる「チチボーロ」が好きで、指しゃぶりもします。

現在は小ザル舎の裏側通路で公開しています。


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