*  思い出のアルバム  *

* キンシコウの『タイホウ』仲間入り




キンシコウの新しい仲間「タイホウ」が王子動物園の生活にも慣れ、 先輩キンシコウにもあたたかく迎え入れられましたので、一般公開いたします。
公開日
平成11年2月20日(土)から

仲間入りするキンシコウ
動物の分類 霊長目 オナガザル科
生息地 四川省、甘粛省、狭西省の海抜2000〜3500mの高地に群れで暮らしている
愛称等 「大宝」(タイホウ・メス)
年齢等 7歳(1991年5月8日生まれ)
体重等 体長約80cm 体重約9Kg

来園以来の様子
・平成11年2月10日(水)午後3時、中国民航CA151便で、 関西国際空港に到着しました。
・到着後、通関・検疫等の手続きが午後5時頃までかかり、 王子動物園に着いたのは6時を過ぎていました。
・寝室には、簡単に収容することができました。 「タイホウ」は、大変人になれているようで、 中国でもかわいがられていたのでしょう。
晩ご飯に与えた「トウネズミモチ」の葉をおいしそうに食べてくれ、 職員一同、ほっとしました。
・14日(日)から檻の寝室からガラス室へ移り、檻ごしですが、 まずメスの「ウェンウェン」と手を触ったりしてスキンシップを取っていました。 また、ガラス越しに運動場のオスの「チャンチャン」ともお見合いし、 お互いに関心のあることが伺えました。
・17日(水)から「ウェンウェン」とガラス室で同居を始めました。 最初、仕切りの檻を開けるときは緊張しましたが、 「ウェンウェン」は先輩らしく「タイホウ」をリードし、 毛繕いをしてやったりしていました。 午後からは、屋外運動場に放飼し、 久しぶりに屋外の新鮮な空気に触れてうれしそうでした。
 王子動物園のキンシコウは、 日中共同研究として1992年5月13日から「チャンチャン」と「ウェンウェン」の 来園で始まり2002年までの10年間飼育いたします。 にぎやかになったキンシコウ舎に、ぜひお越しください。



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