思い出のアルバム

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12月15日（日）年末の恒例行事として、今年の干支の「巳」から来年の干支「午」への引継式が行われました。

今年1年間、みなさんはどんな年でしたでしょうか？ 王子動物園では嬉しい事がたくさんありました。まず赤ちゃんの誕生では4月に来年の干支でもある「チャップマンシマウマ」、6月にはシロテナガザル、王子動物園では27年ぶりの繁殖となったブラッザグエノン、アビシニアコロブス、11月26日には20年ぶりのジャガーの赤ちゃん2頭（オス、メス各1頭）が誕生し、今日の体重は約2．5�sと順調に成長しており来年には公開できそうです。 また大きな出来事としてゾウの移動がありました。 6月に姫路市立動物園より繁殖を目的に「姫子」がやって来ましたが、残念ながら体調を崩してしまい9月11日に姫路に帰りました。 妊娠中の「ズゼ」が無事に出産し自分でうまく育てられるようにと、10月に千葉の市原ぞうの国へ移動しました。出産の為にゾウが移動することは日本で初めての事です。 来年の5月には出産予定です。 来年もみなさまにとって良い年でありますよう願いまして、干支の引継式を行います。

昨年は「巳」の代表としてビルマニシキヘビの「にょろ蔵」（オス　2008年8月生まれ）が登場しましたが、寒さに非常に弱く体調を崩しやすいため、残念ながら今年は3m程のヘビのぬいぐるみと、「午」の代表はふれあい広場で活躍中のカカバの「カッピー」と馬の着ぐるみが登場し、「巳」から「午」へ引継書が渡されました。

「私たちは、今年１年、動物園のお客様『み〜んな』の『ヘビー』な賑わいが長続きするよう『じゃんばって』参りました。『長かった』私の年も『じゃっと』終わり、来年は『午年』です。力強く駆け回るウマさんに、来年の躍進を期待しています。」 「ただいまヘビさんから、激励の言葉をいただきました。ヘビさん、長い１年間お疲れ様でした。来年は私の出番です。私は競走馬のように『うまく』走ることは出来ないけれど、一歩ずつを大切にして頑張りますので、この『場』の皆さまもどうぞ良いお年をお迎え下さい。」

終了後は、小さな子どもたちと一緒にカカバの「カッピー」とヘビのぬいぐるみや馬の着ぐるみとの記念撮影が行われ、今年の締めくくりの行事も無事に終了し、動物園も新年を迎える準備に入ります。

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