思い出のアルバム 



台風一過の7月12日(土)11時より、照りつける太陽の下、ホッキョクグマのオスのアイスに氷がプレゼントされました。
魚、ソーセージ、リンゴとスイカ、馬骨をそれぞれ凍らせた1つ約130kgの4つの氷柱を、飼育員数人でプールサイドに立てかけ、馬骨の氷はプールに浮かばせ準備完了。

ホッキョクグマに氷のプレゼント1

ホッキョクグマに氷のプレゼント2

アイスがゆっくりと運動場に出てくると、「おっきいね〜!」「どの氷から食べるんやろ?」「デザートのリンゴは最後やろ?」など、さまざまな会話が飛び交い、額の汗をぬぐいながらアイスの行動をじっと見つめています。


順番に氷の匂いをかぎ、最初にアタックしたのが、予想に反して「リンゴとスイカ」の氷。
前足で130kgの氷を倒すと、その衝撃で氷は見事に割れ、さらに牙を使いながら、ガリガリとお目当てのリンゴに到達していきます。

ホッキョクグマに氷のプレゼント3 スペース ホッキョクグマに氷のプレゼント4

しばらくその氷と格闘した後、プールに浮かべた馬骨の氷をめがけてザブーーーン!!

ホッキョクグマに氷のプレゼント5

体のわりに細長い頭の流線型の美しさ、氷を抱える為に起用に動く大きな足、フワフワと揺らめく密集した白い毛・・・陸上では見ることの出来ない、水中での軽やかな動きに、あちこちで歓声があがり、涼しそうなアイスの動きを見て、ギャラリーも汗をぬぐいながらも一時の涼を楽しみました。



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