思い出のアルバム 


王子動物園のアムールトラ「ヤマ」(メス、18歳)が平成30年7月11日に死亡しました。アムールトラの寿命は長くても20年ですので、大往生でした。
ヤマは4月頃から足腰が弱くなり、寝室で療養中でした。6月頃からは起立困難となり、介護を続けていました。多くの心配の声を頂いておりましたが、最後はスタッフに見守られ息を引き取りました。
人工哺育で育ったヤマは人懐こく、お客さんを見ては近寄ってくる姿が愛嬌があり、とても多くの方に愛されていました。
長い間ヤマを応援してくださり、どうもありがとうございました。
ヤマへの献花台を12日より、王子動物園円形猛獣舎アムールトラ展示場南側に設けます。
※7月12日のスタッフブログ(神戸市立王子動物園公式サイト)で、ヤマちゃんのことを書いています。

■アムールトラ「ヤマ」
2000年(平成12年)5月21日 広島市安佐動物公園生まれ
2000年(平成12年)12月15日 東武動物公園に移動
2009年(平成21年)7月5月 神戸市立王子動物園に来園

■アムールトラについて
・分類:哺乳類食肉目ネコ科ヒョウ属
・英名:Amur Tiger・学名:Panthera tigris altaica
・生息地:中国北東部、ロシア沿海地方のアムール川流域の針葉樹林に生息。
・特徴:現存ネコ類の中で最大。体毛は長く、厚い。基本的に単独生活で、縄張りを持ち、小動物から大型動物までを捕食する。繁殖期は冬、産仔数は平均3〜4仔。

国内のアムールトラの飼育状況(2017年12月31日現在)
23園館 58頭(オス20頭、メス38頭)


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