思い出のアルバム 



 4月12日の朝、キリン「ひまわり」(メス、1歳8か月)を岩手サファリパークへ向け送り出し、無事到着することを心待ちにしておりました。体調を確認しながら細心の注意を払い、大事に輸送していただいておりましたが、同日19時30分、搬送途上で死亡を確認したとの連絡がありました。
 19年ぶりに王子動物園で生まれた「ひまわり」は、母親「マリン」と共に暮らす愛らしい姿をたくさんの方々に見守られ成長してきました。この度、繁殖を目指して多くの方々の応援をいただきながらの出来事で、非常に残念でなりません。
 約2年間と短い間でありましたが、今まで皆様に可愛がっていただきましたことに、心よりお礼を申し上げます。
 なお、死亡の詳細については、岩手サファリパークより報告があり次第、当園のHP等でお知らせいたします。
(追記)岩手サファリパークより報告がありました。こちらでご案内させていただいております。

◆「ひまわり」について◆
「ひまわり」(メス、1歳)
2020年7月19日 神戸市立王子動物園生まれ
「ヒメイチ」と「マリン」の第1子。当園で2001年以来、約19年ぶりに出生・成育したキリン。
母「マリン」(メス、5歳)
 2016年5月25日 タンガニーカ・ワイルドライフ・パーク
 (アメリカ合衆国)生まれ
 2017年2月18日 来園
父「ヒメイチ」(オス、8歳)
 2013年10月5日 姫路セントラルパーク生まれ
 2015年3月16日 来園
◆「ひまわり」の移動先◆
岩手サファリパーク(岩手県一関市)

キリン「ひまわり」の移送中の死亡について(続報)
 当園で飼育していた岩手サファリパーク帰属のキリン「ひまわり」が、4月12日に岩手サファリパークによりトラックで輸送中、死亡しました。
 当園で19年ぶりに生まれ、母親「マリン」と飼育員たちの愛情を受けて成長し、今後の活躍を願って送り出した「ひまわり」が、このような結果となり、残念でなりません。
 「ひまわり」の成長を見守り、応援いただいた皆様に、ご心痛をおかけしておりますことを、お詫び申し上げます。
 今回の件を教訓として、当園としても他の動物園とも連携協力しながら、今後の再発防止に生かし、動物の安全な移送に努めていくことで、「ひまわり」に報いていきたいと考えています。
 この度、同園より死亡原因の発表がありましたのでお知らせします。


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