背中と尾の流れる毛が自慢   

------ アビシニアコロブス ------
(クロシロコロブス)



コロブス  カメルーン、中央アフリカ、ザイール北東部、 エチオピア西部など大陸中央部の熱帯雨林や、 開けた森林地帯に広く分布している。

 コロブスの仲間は、木の葉を食べる為に特殊化した大臼歯と、 中がいくつかに仕切られた、 大きな胃をもっていることが、他のサルと異なった大きな特徴です。

 体はほとんど黒ですが、顔のまわりと、背中にV字型に、 そして尾の、白くて長いふさふさの毛が自慢です。
 その姿はまるで、白い「みの」をまとっているようです。

 じっと顔を見ると、とても愛敬のある顔をしています。
顔のまわりだけ、三角にわくどりしたように白く、  頭は角刈り状に真っ黒な毛が、密集してたっています。
ふと、どこかで見かけたような風貌です。

 強力な後足で跳躍すると、10mも飛ぶことがあるそうですが、 木から木へ、美しい毛をなびかせながら、 飛び移る姿を1度見たいものです。



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