夜の狩人   

------ シロフクロウ ------


フクロウのイラスト

シロフクロウ  北極圏で繁殖し、ユーラシア大陸、北アメリカ、カムチャッカ、 千島などに飛来し越冬する。
   単独でネズミ、イタチなどを捕らえて食べます。
 メスの抱卵中はオスがメスにえさを運ぶ。
 1回産卵4〜11個 ふ化日数 33日

 名前のごとく全身まっ白で、光沢のある羽におおわれているのがオス。 顔はまっ白だけれど、体全体にこげ茶色の斑点模様があるのがメスです。 ここではオス2羽、メス1羽の合計3羽が暮らしています。

 フクロウは夜行性なので、私たちが会いに行く昼間は、 いつも木の枝の上や、土の上にジーっと座ってほとんど動きません。
 でも、いとも簡単に首だけクルリと1回転させるその器用さにみとれてしまいます。

 フクロウの目は、美しい金色をしており、 私達と同じ様に左右並んで正面をむいていますが、 うす目をあけたその顔は、まるで能面のようです。
 両目とも同じ方向を見るので、獲物までの距離を正確にはかることができます。
 また、星あかりでも獲物が見える敏感な目と、 かすかな音も聞き逃さない耳で、羽音もたてずに小さな動物に接近します。
 まさしく、夜の狩人なのです。



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