モンゴル東部、中国東北部、北海道東部の平地の湿原にすみ雑食性です。 1回産卵2個 ふ化日数 32日 タンチョウとは、アイヌ語でサルルンカムイ 「湿原の守り神」と呼ばれその名のとうり現在日本では、 釧路湿原に600羽ほどしか生息しておらず特別天然記念物に指定されています。 野生のタンチョウを捕獲することは禁止されていますので、 なかなか動物園でも見ることはできませんでした。 1976年神戸市と天津市が友好都市となった事を記念して、 日本からは「キリン」を天津市からは 「タンチョウ」を第1回友好親善動物として贈りあいました。 現在はその子孫である4羽がいます。 タンチョウのトレードマークはなんといっても頭のてっぺんにかぶっている赤いベレー帽。 タンチョウとは「丹頂」と書き、 「丹」い色「頂」は一番高い所という意味でやっぱり赤のベレー帽から由来しているのです。 「名は体をあらわす」とはまさしくこの事ですね。 夫婦の絆は非常に強く一生つれそい、 ちょうど春先である3〜4月ころになると繁殖のシーズンのはじまりです。 「クルークルークルル・・・・」 と空をみつめ大きな声で鳴きあい、 お互いに羽をはばたかせながら小さなジャンプをくり返したり、 まるで2人だけの優雅なダンスを楽しんでいる様な光景を見ることができるかもしれません。 そして5月頃になると、 かわいらしい焦げ茶色のひなが親からえさをもらうほほえましい姿を、 目にすることもできるかもしれません。 王子動物園で生まれた子どもや、 他の動物園にブリーディングの為にいっている子ども達は、 姉妹都市のアメリカ、シアトルのウッドランドパークやラトビアのリガ動物園へ友好親善動物として贈られ、 国際的な種の保存に協力しています。 |
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