思い出のアルバム 

 爽やかな初夏の日差しきらめく5月14日(日)、たくさんの家族連れが見守る中、恒例の『ヒツジの毛刈り』が開催されました。

 年に1度の行事の為、毛刈りを担当する初めての飼育員は毎年六甲山牧場に研修に行き、この日を迎えます。
 主役はコリデール種の「テン」と「メエ」、サフォーク種の「イチ」の3頭。
ふれあい広場に敷かれたブルーシートの舞台に、モコモコの毛皮をまとった「テン」と「メエ」が登場。1頭につき3人の飼育員が担当し、お腹からスタート!

 毎年の事ながら「テン」と「メエ」は非常におとなしく、バリカンが進むにつれて徐々に美しいピンクの地肌が出現し、あちこちから歓声があがります。
 しかし、毛の密度が濃く縮れており、その毛にはヒツジ特有の脂(ラノリン)が多いため、何度もバリカンについた脂を洗い落とし、時折バリカンの刃を変えながら刈っていくなかなかの重労働です。



毛刈りを担当した森沢さん
「六甲山牧場で研修し、今回で2回目の毛刈りに挑みました。脂が多く刈りにくいです。皮膚がたるんでいるので傷つけないようにするのに一番気を使います。
毛刈りを終えたヒツジは、涼しい表情をしているみたい・・」

刈った毛の量は「テン」5s、「メエ」5.4s、サフォーク種の「イチ」は1.7s。
約1時間で約5sものダイエット!
今年も見違えるようにスリムに変身し、夏を迎える準備完了!



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