思い出のアルバム

	歓声響く五月晴れの動物園

すがすがしい五月晴れの日曜日、王子動物園は多くの家族連れで大賑わい。
正面ゲートを入って左のフラミンゴ池では、植木鉢を逆さまにしたような土の上で、ヨーロッパフラミンゴが子育ての真っ最中。時折お母さんが立ち上がり、フワフワのグレーの毛でおおわれた赤ちゃんが姿をみせると、みんなの視線は釘付け。

	インドゾウの16歳のズゼと14歳のマックはとても仲良し。 ゆっくりと並んで歩いたり、記念写真を撮っている家族の方に鼻を伸ばしてみたり、ゾウ舎はゆったりとした時を刻んでいます。

太陽の光が水面に反射し、キラキラとブルーに輝くアシカ池では、ゆうゆうと泳ぐカリフォルニアアシカの姿を目の前にし、その大きさと迫力に子ども達の歓声が響いています。
	埼玉県こども動物自然公園から帰ってきたクイーンズランドコアラのモモジはスヤスヤとお休み中。昼寝をしているコアラが多いコアラ舎では、コアラの気分が体験できます。ただし子どもだけ！
ニシローランドゴリラのサクラとヤマトは、広い運動場でそれぞれの時間を過しています。 サクラは若草が生え揃った緑のじゅうたんの上で横になり、くつろいでいます。 ヤマトは大きな指先を器用に使いながら頼りなげな若草を抜き、ゆっくりと味わうように食べています。 ふれあい広場では5月恒例の『ヒツジの毛刈り』が、大勢の家族連れに見守られながらにぎやかに開催されました。

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