思い出のアルバム 


体重測定会場で、大きな甲羅を背負って活発に歩き回る「よしはる」は、集まった子ども達の人気者。

測定前に子ども達から質問を受け、それに飼育員が答えるという質問タイムで、会場はほのぼのとした雰囲気に包まれました。
「よしはる」は何歳ですか?
数年前神戸市灘区で保護され、引き取り手がなく動物園にやって来たので、はっきりとした年齢はわかりませんが、甲羅の大きさから10歳から15歳くらいと思われます。
カメはなぜ甲羅を背負っているのですか?
甲羅はカメにとっての「家」のようなもの。
爬虫類はいろいろな所に移動するので、「家」を背負っているととても便利。
硬い甲羅は敵から自分の身を守る為にも大切なものです。
甲羅の硬さは?
一番厚いところで2〜3cmくらいあ
ります。
貝よりも硬く、人間が甲羅の上に
乗っても壊れません。
子ども達は実際に触って、その硬
さを確かめました。
口の中はどうなっているの?
カメの口の中には、歯はありません。
オウムのクチバシのように先が曲がった状態で尖っていて、上と下が合わさるようになっています。
実際に草を持ってきて、口の中を観察しました。


手作りの木箱に「よしはる」が入れられ、測定体重は50kg。
昨年は41.5kgだったので、8.5kgの増量です。


測定後は飼育場である「太陽の動物舎」までの気まま散歩に、子ども達が取り囲む人気ぶりで、確かな「よしはる」の成長を確認した体重測定は無事に終了しました。

雨のため11月3日に順延された「ズゼ」の体重をはかる集いを見ようと、祝日のゾウ舎前は開始前から多くのギャラリーで大賑わい。
投票箱前には「ズゼ」の成長記録である過去の体重が貼り出され、それをヒントに親子やカップルが相談しながら予想体重を投票し、正解者には素敵な賞品が当たる人気の行事です。
会場の運動場には特大の体重計が設置され、主役の「ズゼ」が登場。飼育員の号令で鼻を上げながら口を開けるポーズを決めた後、ゆっくりと体重計に乗り、表示された体重は3,982kgで昨年より168kgの増加!!
「あー残念、全然違った」「おしかった3,972kgって予想したのに・・」等、楽しい会話があちこちで聞かれました。 測定後に「ズゼ」の調教が披露され、号令に従いながら次々とポーズを決めていく姿にみんな関心しながら見学し、「ズゼ」の体重をはかる集いは終了しました。



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