|
---|
はじめに 今年は国連が定める国際ゴリラ年。国際的にゴリラを保護するためのキャンペーンを行う年です。世界動物園水族館協会(WAZA)も協力を表明しています。当国もみなさんにゴリラに関心をもっていただきゴリラの現状を知ってもらおうと、特別展を開催することになりました。 |
![]() |
||||||||||||||||||||||
ゴリラは、分類学上で最も人に近い類人猿の仲間です。霊長類の中では一番大きく、力も強く、一見恐そうですが、見かけによらず実はとてもナイーブな動物です。人のような家族を作り、森の中でゆったりと暮らしています。一方飼育下では繁殖が難しく、日本のゴリラの飼育頭数もだんだん減ってきて、日本の動物園では将来ゴリラを見ることができなくなるかもしてません。私たち人間にとっても近いゴリラ。仲間である彼らを救うために、私たちに何ができるのでしょうか。 また、ゴリラを通して、自然の恵みの大切さを感じ、私たちがどう自然と関わっていけばよいかを考えていただく機会になれば幸いです。 |
|||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||
レベル1から5までの問題の、正しいと思うほうのヒモを下にひっぱり、正解すれば次に進むクイズ。例えば・・・ | |||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() |
|||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||
王子動物園に初めてゴリラがやって来たのは1963年です。 初代「ザーク」は巨漢でハンサムなゴリラでした。 |
|||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||
人気者だった「ザーク」(飼育期間1963年〜1983年)の剥製も展示しています。 体重は285sもあり、飼育下における世界で最も重いゴリラとして、ギネスブックにも掲載されました。 |
|||||||||||||||||||||||
![]() |
2代目の「健太と康子」は、繁殖計画のため途中で離れ離れになってしまいましたがとても仲良しでした。 現在は3代目の「ヤマトとサクラ」を飼育しており、2頭の間にかわいい赤ちゃんが産まれることを楽しみにしています。 |
||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||
|
![]() |
||||||||||||||||||||||
ゴリラの握力(にぎる力)はとても強く、太い竹を簡単に割ったり、堅い木の皮をむいて食べたりすることができます。 | |||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||
ゴリラは腕が長く、両腕を広げると身長よりもはるかに長くなります。 首は短く、頭が肩に埋まっているように見えます。 実物大のゴリラ(ニシローランドゴリラ・オス)です。自分の足や腕と比べてみましょう。 |
|||||||||||||||||||||||
![]() |
|
||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||
今動物園では・・・ 絶滅の危機になるゴリラを繁殖させて増やそうと動物園ではいろいろと取り組んでいます。 |
![]() |
||||||||||||||||||||||
1)ブリーディングローン 動物園同士で動物の貸し借りをし、繁殖を促進する。 国内だけでなく、海外でも協力して行っている。 2)群れで生活させる 上野動物園では野生のゴリラと同じように群れで生活させようと、 1996年に「ゴリラの森」をつくり、集団で暮らせる環境をつくった。 3)人工授精 高齢化で自然繁殖が難しいゴリラなどを対象に行っている。 国内ではまだ成功例がないが、今後の大きな課題になるでしょう。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|---|
前のページへ | アルバムの 目次のページへ |
次のページへ | ![]() |