王子動物園/思い出のアルバム/246

	思い出のアルバム

　神戸市立王子動物園でサルの仲間「アビシニアコロブス」の赤ちゃんが誕生しました。2011年6月24日(金)に1頭が誕生し、様子を見守っていたところ、29日(水)に別の母親がもう１頭出産しました。2頭とも、母親にしっかりと抱かれ、元気に育っている様子です。当園でのアビシニアコロブスの繁殖は約5年半ぶりです。
　成長したアビシニアコロブスは、美しい黒と白のコントラストが特徴ですが、生まれたばかりの赤ちゃんは全身が真っ白で、日ごとに親と同じように黒いところが出てきます。
　現在、2頭の赤ちゃんは園内の放養式動物舎で公開中です。母親に大切に抱かれているため、なかなか全身を見ることはできませんが、時折、親の腕の中に真っ白な赤ちゃんを見ることができます。

出生個体の情報　(2011年)

24日出生個体、29日出生個体とも、性別は不明、体長は約25cm、体重は約300g

出生個体の情報　(2011年)

・24日に出産した母親：「アヤ」（11歳）
　　　1999年11月17日　東京都恩賜上野動物園生まれ
　　　2002年3月29日　神戸市立王子動物園に転入

・29日に出産した母親：「アビ」（5歳）
　　　2006年1月22日　神戸市立王子動物園生まれ（上記「アヤ」の子）

・両方の父親：「バッコス」（11歳）
　　　1999年7月20日　東京都恩賜上野動物園園生まれ
　　　2009年6月22日　神戸市立王子動物園に転入

アビシニアコロブス


・分　　　類	霊長目オナガザル科
・生息地域	中央アフリカの熱帯雨林
・当園の飼育数	オス1頭、メス3頭、性別不明(出生個体) 2頭計6頭


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