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夏の準備OK!・・ヒツジの毛刈り |
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5月13日(日曜日)ふれあい広場の牧柵内でヒツジの毛刈りが行われました。 毎年ヒツジを横に寝かせて4本の足、頭、胴体を4〜5人で押さえ刈っていましたが、 今年は違いました。 ヒツジのお尻を地面につけて座らせ、後ろからヒツジの胴体を足で抱え込むようにして固定しながら、なんと1人でお腹からスイスイとバリカンを走らせています。 ヒツジもされるままに4本の足を伸ばしてじっとしています。 例年と違う方法なのでその理由を聞いてみました。 『今年は六甲山牧場で刈りかたを教えてもらってきました。ヒツジは案外おとなしくしていますが、 それでも押さえながら中腰で刈るので腰が痛いです。 首のところはしわがたくさんあり一番むずかしいですね。 なんせ年に1度のことなので・・長い間ヒツジを拘束していたら怒るし、 けがをさせないように刈らないいけないし。』 表面のゴワゴワの毛も皮膚に近づけば真っ白な美しい毛となり、ピンクの皮膚がだんだんと顔を出し、 時折動くヒツジの動作にあわせてギャラリーの歓声があがります。 約30分の全身の散発が終わり、1頭の刈られた毛の重さはなんと3kg。 見違えるようにスリムになったヒツジ。 見学している小学生は、 『この毛って、カーペットやセーターにもなるんでしょ?だってフワフワしてるもん』 『ふとんの綿みたいにフカフカしていて、気持ちよさそう』 『もし人間が毛深かくって毛刈りをしたら、40kgの人は37kgになるんだ。すごい!!』 『はだかになってもヒツジは風邪をひかないの?』 恒例のヒツジの毛刈りが終わると動物園も新緑もえる初夏を迎えます。 |
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