思い出のアルバム 


* 大きくなったゾ〜・・・インドゾウ「ズゼ」の体重測定
11月3日秋晴れの日曜日、大勢の人々が見守る中、インドゾウ「ズゼ」の体重測定が行われました。 測定前、来園者に予想体重を応募して頂き、正解者には記念品とプレゼントが贈られます。 応募箱の前では子供連れの家族やカップルの相談会議があちこちで開催されており、 「大きすぎてどれくらいか予想もつかへん。
 僕は35kgやけど「ズゼ」はどんなんやろ」と悩む小学生。 応募する人々の頭の中には色々な数字が駆け巡っています。 そのころゾウ舎運動場では、専用の大きな体重計がスタッフによって設置され準備完了。

◆飼育スタッフより「ズゼ」の紹介
11月1日の計量記念日にちなみ、毎年体重を測定する機会のなかった大きな動物を計っています。 ゾウの体重は年をとるとだんだん増える量は少なくなりますが、死ぬまで大きくなるといわれています。
日本一長寿の「諏訪子」は4tを超えています。 これから体重測定する「ズゼ」は1990年生まれの12歳、地面から肩までの高さは2,4mを超えます。 「ズゼ」は今年の1月に赤ちゃんを産みましたが、残念ながら死産でした。 その赤ちゃんは体重130kg、高さ1m。 昨年11月の体重測定時には、おなかに赤ちゃんがいた状態で3708kgでした。 今年は赤ちゃんがいないので、体重がどのくらいなのか我々も楽しみです。

◆体重 3637kg!!
飼育スタッフ2人と共に「スゼ」がゆっくりと運動場に出てきました。 スタッフの号令に従い体重計に片足を掛けたかと思うと、 想像をはるかに越えるスムーズな動きで簡単に体重計に乗り、じっとしています。 電光掲示板に示された体重は・・3637kg。
測定後、皮膚の保護のために爪にオリーブオイルを塗ったり、 片足を上げ足の裏の観察、健康管理のための耳からの採血など、 スタッフの号令に従い行動する「ズゼ」に拍手が起こります。 毎日の積み重ねによるお互いの信頼関係の強さを感じました。


◆ニアピン賞 1kgオーバー
応募総数566件の中で3637kgに一番近かったのは、 おしくも1kgオーバーの体重を記入された神戸市東灘区の方でした。 後日記念品とプレゼントが贈られました。
来年も「ズゼ」の順調な成長と、今度は元気な赤ちゃんの誕生を願いながら、 今年の体重測定も無事に終了致しました。




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