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さようなら「茶目子」そしてありがとう |
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王子動物園で飼育していましたカバの「茶目子」(メス・1953年生まれ)は、
10月27日(日)に死亡しました。国内動物園のカバの中では第2番目に長寿でした。
数年前から高齢に伴い、動作は緩慢になっていましたが、
今年9月15日の動物園「長寿動物へのプレゼント」会にも元気な姿で、
多くの方々に励まされ愛嬌を振りまいていました。
10月27日朝より様態が急変し午後1時30分頃、職員が見守る中永眠しました。 「茶目子」は、1957年5月21日にアフリカから野生種として来園し、 これまでオスのカバ(初代「出目男」から現在飼育中の三代目「出目男」)との間に合計17頭(オス・12頭、メス・5頭)を出産。 子や孫が全国の動物園に沢山おり種の保全に多大な貢献をしております。 また、動物園では高齢の「茶目子」のために、バリヤフリーを配慮した新カバ舎の工事中(平成15年3月末完成予定)でありますが、 新カバ舎の完成を待たずして亡くなったことは、洵に残念でなりません。 |
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