思い出のアルバム 


* バリアフリーの『カバ舎』完成!!
 1956年(昭和31年)に建設され、築45年が経過した旧カバ舎の老朽化に伴い、2002年9月より改修工事を行っていた『カバ舎』が、ようやく完成しました。
 国内第2位の長寿記録を更新していたメスの茶目子(49歳)が、敷地内を楽に動けるようにと段差を解消し、スロープを緩やかにするなど 「バリアフリー化」した工事を始めましたが、その完成を見届けることなく翌月の10月に老衰で他界しました。
残った21歳のオスの出目男だけが、4月9日にクレーンにつられて新カバ舎へ引越しました。
 大きな体とは対照的に非常に繊細なカバは、現在新居の環境に慣れるための準備中です。 早ければゴールデンウイーク頃に、生息地のサバンナを思わせる屋外プールでゆっくりとくつろぐ出目男に会うことができるかもしれません。

◆新カバ舎の規模◆
全体面積 約990m2
施設内容 室内2寝室 約250m2 鉄筋コンクリート造
屋外運動場 約740m2

■出目男の為に・・・
室内から屋外プールまでの生活空間をバリアフリー化→緩やかなスロープ、段差の解消など
生息地のサバンナを思わせる屋外プール→擬岩やイネ科の植物を植え、水辺を再現
多くの人から見られているというストレスを和らげる為、できるだけ人工的な構造物が見えないように建造

■来園者の為に・・・
室内通路は勾配をできるだけ少なくし、手すりを設置
のんびりと昼寝する様子を見ることができるよう、屋外プールに陸地を設置
多くの人から見られているというストレスを和らげる為、できるだけ人工的な構造物が見えないように建造

出目男と、先代の茶目子のような元気なお嫁さんの姿が、新カバ舎で見られる日が早く来ますように!!



← ↑ ←
前のページへ アルバムの
目次のページへ
次のページへ