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------ ベニガオザル ------ 
インド東部から、東南アジアにかけて生息。その名のごとく、驚くほどまっかな顔。 オナガザル科に分類されているが、彼らの尾はとっても短かい。 ここでは、やんちゃざかりのオスのケントと、 年上のメスのサクラの２頭が暮らしています。 部屋の中央に、つりさげてあるタイヤで遊ぶケントを、是非見てください！ かろやかにタイヤの輪の中にすっぽり入り、上半身だけ出し、 体を前後させてそのタイヤをゆらし始めます。 だんだんと反動が大きくなると、片方でさくを押し、 反対側では壁を押して、あっと言う間にタイヤのブランコに変わります。 そんな時のケントは、口に力を入れて丸く開け得意そうな顔をして、 遊びに夢中です。 
飼育係りの方の話によると、 つりさげてあるタイヤを落すこと過去数回、 隣のリスザルとの間のさくを蹴り続け、 いつのまにかネジがゆるみ、さく止めの鉄板が取れてしまったり、 それを経験したケントは、次には蹴ってゆるんだネジを、 自分でまわし始めたり・・・・・ と、ケントのやんちゃぶりは、とどまる所を知りません。 年上のメスのサクラは、ケントの毛ずくろいを丹念にしてやったり、 やさしいまなざしで、そんなケントを見守っているようです。 |
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