仲良しこよし   

------ フランソワルトン ------
(クロハザル)



クロハザル  ベトナム北東部、中国南部の岩山や林で群れを作って生息する。
 主に木の葉を食べるが、果物や樹皮なども食べる。
 大人は真っ黒だが、子は明るい茶色をしている。
 中国天津動物園から贈呈

 真っ黒な体に小さな三角の顔、 両側のこめかみから口元にかけての白い線、 顔のてっぺんのフサフサと立った毛、そして長い長いしっぽ。

 高い木の枝の上に、いつも2頭が肩を組んだり抱き合ったり、 ほとんどくっついており、1頭かと見間違えるくらいです。

 夕方4時頃、お楽しみのごはんの時間が近づくと2頭はソワソワ。
 木の上から下に走りまわり、 裏の食事部屋に入る窓が開くのを今か今かと待っています。

 食事部屋への窓が開き、中央の台の上にはバナナ、リンゴ、なす、トマト、 ニンジン、ニラのごちそう。
 広場では2頭ずっとくっついていましたが、 食事の時は全くの別々です。

 片手にリンゴ、片手にバナナ、そして口にもくわえて2本足で立ち、 ヒョコヒョコと木の枝に上がって食べます。
 口にくわえた物を先に食べ、次はバナナです。バナナの皮をむく時、 片手に持っていたリンゴは足で落ちない様に枝におさえつけて・・

 食事の時が一番活発に動いている様でした。



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