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1年間で300kg成長しました!! インドゾウ『ズゼ』をはかる会 |
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昭和32年から始まり、今年で37回目をむかえた「動物をはかる会」。 今までキリンの頭長や、ニシキヘビの体長など測定してきました。 今年の11月1日の計量記念日には、 昨年と同様インドゾウ『ズゼ』の体重を計る会が開催されました。 今年8才になるメスのズゼの体重当てクイズ! 昨年の体重は「2574kg」でしたが、今年はさて何キロでしょう? 当日の午前10時〜午後1時30分まで動物園で配られた応募用紙に、 それぞれの予想体重を記入し応募します。 応募用紙を手にした子供たちが、予想を立てる為にズゼの大きさを見ています。 一緒に来たお父さん、お母さんたちと相談しながら、 さまざまな数字が飛びかう中、願いを込めた体重を記入し応募しています。 体重測定の前に奥乃主査の説明を聞きながら、ズゼのしつけを参観。 「ライト」「ターン」など飼育員の号令に従い、右に行ったり左に歩いたり、 お尻をつけて座ったり・・・ ズゼが王子動物園にやって来た頃と比べると、 しつけのレベルもだんだんとアップしてきています。 巨体にもかかわらずズゼのしなやかな動きに、みんな大喜び。 またインドゾウの体の特長や、1日約100kgの食事をする事、うんち1個約1kg、 1回のうんちやおしっこで40〜50kgの体重の変化がある事などの説明をきき、 驚きの声をあげながら、自分の予想した体重を改めて見直す人々。 1、5m四方の大きさで、4トンまで計る事のできる体重計の前にズゼが来ました。 約1000人が見守る中、まずズゼの大きな右足が体重計に乗り、 ゆっくりと、そしてしっかりと4本の足が乗ると・・・・ 電光掲示板に示された体重は、『2875kg』。 拍手と歓声がわきあがり、 予想体重と比較し「おしい!!」「残念!」「違った」など さまざまな光景がみられました。 成長ざかりのズゼは、昨年より約300kgも 増えていたのです。 応募総数1835枚、(予想最大体重:13600kg、予想最小体重:200kg) なんとズバリ正解者が1名。 みごとズバリ賞に輝いたのは、 この日8人の大家族で来ていた、尼崎市立立花西小学校2年生の『堀田依里ちゃん』。 ◆笑顔のかわいい依里ちゃんにインタビュー◆ 「とってもうれしい!! でも当ると思っていた。 小錦が200kgなので、その何倍かな?って考えたんだよ。」 依里ちゃんにはズバリ賞として、 大きなゾウのぬいぐるみと計量記念日テレフォンカードが贈られました。 他に1kg、2kg違いの予想をした方々5名にも残念賞が贈られ、 たくさんの笑顔に囲まれながら今年の「ズゼをはかる会」は終わりました。 ◆奥乃主査に聞きました◆ 去年は、ズゼが体重計に乗るのが初めてだったので、 1週間〜10日の練習が必要でした。 しかし今年はその記憶がズゼの中にあり、 「安全である」とわかっている為、数回の練習で今日を迎えました。 ゾウはとってもかしこいんですよ。 ゾウが1回おしっこやうんちをすればどれだけ体重が変わるのか、 どれぐらいの物を食べるのかなど、 計量記念日にちなんで、動物の体重をはかる事により、 楽しみながら動物に関する興味や、親しみをもってもらいたい と思っています。 |
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